自宅でお仕事をしたかったのだが、なぜか熱望されてしまったので保護者的に近所のドブ川へ。
ザリガニを釣りたいという。
持っているのは網。
それならザリガニ釣りじゃなくて、ザリガニ掬いじゃないかと言ったが、意味がわからんのか無反応だった。
どんどこ子供が増えてきて気づけば総勢10人の大所帯でドブ川到着。
ザリガニがひょこひょこすくい上げられてる。中には脱皮しかけているものもいたり、子供の時はへっちゃらだったものがなんとなく気持ち悪くてたまらん。
気づけばおたまじゃくし掬いが始まっていた。これまた小さいおたまじゃくしが卵から大量に生まれているらしく、非常に大量のおたまじゃくしがザリガニと同じ入れ物に放り込まれていく。
おたまじゃくしも苦手だわ。
ドブ川と思っていたところは実は用水路になっており、その水を使って田んぼや畑に水が流れている。その畑だか田んぼの世話している腕毛も白いおじいさんがやってきた。
子供たちだけで来たときに叱られたらしいが、おれともうひとり保護者的な存在がいたので安心したのか特に叱られもせず、遊びに夢中になっていた。
そのかわり、おじちゃんの昔話をひたすら聞いた。戦争時代の話からなにやら近江から敦賀まで海水でお塩を作りに行く話まで多岐にわたって聞いた。なかなか面白かったがおれの反応が下手くそだったからかおじちゃんは気づいたらおらんくなってた。ドブ川の化身だったか?
2時間くらい滞在して飽きたし喉も乾いたので帰宅。