苔玉を丸める。

昔から苔玉が好き。
形は丸っこくてカドがないし、苔はそっと触れるとシットリしていて心地よい。

そのくせ、植物を育てるのは苦手である。
以前盆栽を始めたくて、なぜか種からがんばろうとしたらカイワレみたいなのが数本生えてきたところで成長が止まってしまった。
これまで家の中に観葉植物がなかったわけではないが、いろんな念がこもっているような気がして、転居の際に処分してしまった。

それ以来、家の中に緑らしいものがなかった。

緑に癒されるという気持ちとか感覚はあまりわからないし、持ち合わせてる気がしないが、もともと好きだった苔玉なら管理もそれほど大変じゃないだろうなーって思って入手したのである。

ホームセンターなんかでも苔玉が売られているのでそれを買ってきても良かったのだけれど、なんとなく自分で作れるのがあったのでそれをネットで購入してみた。
苔玉から何も生えてないマリモのようなのもいいのだけれど、あえて秋に紅葉してくれそうな植物がセットの苔玉。

作り方はネットで検索したが、とても簡単。

手順1
植物の土をザッっと取る。多少残っててもいい。
根っこがでかければその分苔玉も巨大化するので、切ったりして調整が必要になることもある。

手順2
苔玉用の土を根っこ部分を覆う様に、丸めていく。
丸じゃなくても雫型とか、三角とかなんでもいい、好きな形に粘土細工のように。

手順3
苔(一般的に多いのはハイゴケ)を丸めた土の上に覆いかぶせていく。
底面は置いてしまうので、なんとなく苔の根っこ的なものがくるようにしていく。意外と簡単にできる。

手順4
苔を安定させるために強めにギュッギュっとしたあとテグスでぐるぐる巻きにする。
巻き終わったらテグスはピンセットで苔玉の土中にぎゅっと詰める

終わり。
ちょー簡単。

すごく大層な作業になるかと思ったがものの10分ほどで完成した。
思ってたよりも根っこが大きかったので結果的に苔玉自体は巨大なものになった。
自分で作っただけに愛着をもって育てていこうと思う。

近頃、なんでもやってみる好奇心が強くなってしたいことが山積している。
時間なんてなんぼあっても足らん。

最後、土が少しのこってしまったので、調子にのって小さめの苔玉なんか作ってやろう。と考えている。
仕事帰りにホームセンターの園芸コーナーに行ってみようかな。

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