第1回というものは、いつまでも記録として残り続ける。
フジロックの初日に行くまでそう思ってたけど、
伝説のように語り継がれることになるとは思っていなかった。
本当に台風がひどく、屋台で買ったおにぎりは一瞬でほぐれてしまう。
ポケットに入れた千円札は元の形を失うほどになり、
なんとかたどり着いた米原の駅前にあるコンビニの中華まんのケースに
同じようにびしょ濡れになった千円札が乾こうと張り付いている。
人生初の山梨県、人生初の富士山、自分の歴史にとっても伝説のような一日になった。
これがオレの生きる道。