久しぶりの裁判所、証人尋問へ。

久しぶりに家庭裁判所に行ってきた。
目的は以前から書いている息子の未来がかかっている裁判の証人尋問。
かれこれ2年近く経過しているが少しずつ前に進んでいるような状況。

コロナが原因なのか、もともとそういうスローペースなものなのか、知るところではないが、子供のことを考えると早い決着が望ましいが、自分の意図しない結末になるのであれば少しでも決着は遅い方がいい。その方が、子供にとっても自分の道を自分で選べるようになるまでの期間が短くなっていい。

証人尋問ということで生まれてはじめて裁判所の法廷に入った。
家庭裁判所の法廷ということもありそれほど大きな部屋ではないが、テレビでよく見るような裁判官の席、その前に話しをする場所があり、上手、下手に被告、原告と弁護士が座るようになっている。

今回は原告なので、原告席に弁護士と座り、裁判が進んでいく。とはいっても証人は私とカウンセラーの二人。先にカウンセラーが証言する。

カウンセラーは年配の方だが、場数を多く経験しているのか慣れたような感じであるが、その間も私は緊張しすぎて心臓が何度か口から飛び出そうになったほどである。幸いマスクをしていたので飛び出すことは阻止できた。

10分ほどの休憩があったが、水分補給もせず、部屋から出ることもせず、トイレに行くこともせず。うろちょろしても良いのだろうが、あまり余裕があるわけではない。

で、いよいよ私の番。

うまく話せるのか、ちゃんと伝えられるのか、後ろの傍聴席に来ている被告の視線も気になるが、それよりも自分の言葉と息子の言葉を伝えることに集中する。

時間にして約1時間くらいだろうか。私の弁護士からの質問、息子の代理人である弁護士からの質問、被告弁護士からの質問と続いていく。

自分では言いたいことはだいたい言えたように思える。あれだこれだと考えていたこと、まとめていたこと以上にいろいろとお話させていただくことができた。裁判所を出てから、しまった!あれを言ってなかった!みたいなのがあったが、概ね話せたように思う。

裁判で何度話をする機会があるのかよくわからないが、もしかしたら今回の1回しか話す機会が無いかもしれない。よくわからない。

とりあえず終わったあとの達成感と疲労感は半端じゃなかった。
お酒飲んで一人乾杯したかったが、息子のために蓬莱の豚まんを買って帰宅。

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